genbusyoのブログ 

気にになるニュースを鋭く ブったぎります はてな?とおもった方は必見 お気に入り ブックマーク スター付与など かたじけなく賜ります

オバマ大統領広島訪問を見て

 

原爆資料館を拝観後、平和公園原爆死没者慰霊碑の前でオバマ米大統領と安部首相のスピーチが行われました

 

神妙な面持ちで献花されたオバマ大統領 

 

日本語通訳の方が同時通訳していたのですが そのなかで気になったこと

 

オバマ大統領は少し混乱している(原爆資料館を見て)という言葉が出てきた

 

ことです

 

アメリカでは絶対善とされてきた戦争を終わらせるために仕方がなかったとされている

 

風潮の中で教育されてきた人にとっては 原爆の被害を思い知ることがどれだけショッ

 

キングだったかとおもいます 期待をいえば最初から用意していない

 

生の声がもっときければ良かったのですが。。。 

 

謝罪のコメントはなかったですね 私は残念とは思いません テレビ局の人が「当

 

時を知らない人が謝罪をしてそれではフェアではない」ということ腑に落ちます

 

誤ったらやれ賠償だの そういう問題がどっとでてくるのが常 

 

アメリカ国内での反対論もあります

 

重要なのはそういう不平不満の増強化、応酬ではないと思うのです

 

きれいごとではなく本当の意味で平和が良いとされる世界がくるといいですね

 

原爆被害者団体の代表 坪井直さんと森重昭さんにスピーチ後にまっすぐ歩みより

 

手を握ってお話をされていました 坪井さんはいっしょに核兵器のない世界を作りま

 

しょうと話され オバマ大統領はありがとうと答えました その後長い間握手をされて

 

います

 

森さんは歓喜で泣かれ、オバマ大統領とハグしていました

 

戦後71年間しこりがたまったまま表面では同盟国として歩んできた両国がやっと

 

民間人レベルで心から許しあえるようになった 喜べることだと思います

 

私が昔原爆ドームにいったのは3歳の時で 親父といっしょでした

 

今から37年前、戦後33年のことです

 

核爆弾もしらない私の幼心に残ったのは真っ黒の黒人のことでした 

 

原爆ドームの前緑の木々が生い茂った公園内 

 

たぶんジーパンにポロシャツを着た二十歳ぐらいの青年でした 

 

観光旅行なのか一人できていました

 

あまりにも自分たちとは違うその真っ黒な全身に

 

びっくりしてずーっと見ていました

 

もちろん差別とかではないですよw違う格好した得体の知れない見たこともない色の人間に出会ったはじめての体験だったからです

 

あれから37年アメリカでは黒人初の大統領が戦後初めて原爆投下地に来たこの事実

 

私の幼い記憶での黒人の青年はオバマ大統領より三倍くらい黒かった印象です

 

目だけが白くてぎょろっとしてて肌は赤黒い感じです でも表情は神妙でしたね

 

嬉しそうでもなく悲しそうでもなく ただそこで過去にあった事実を感じ取っているよ

 

うでした

 

こんな些細なことでも今でもしっかり覚えてるぐらいですから

 

実際に原爆を体験した被災者の記憶などはもっともっと深く、いまでも鮮明に残ってい

 

るのではないでしょうか

 

オバマさんが戦争のない平和を実現していくことを約束してくれましたので 

 

核のない未来に向けて 今から世界が動き出すといいですね