原爆実験のきのこ雲に「ただただ、すばらしかった」
広島と長崎に投下された原爆を生み出したのが、第二次大戦中に進められた「マンハッタン計画」です。計画ゆかりの地が国立公園として整備される中、原爆開発に携わった９５歳の元科学者は、オバマ大統領の広島訪問をどう見ているのでしょうか。
地平線のかなたに立ち上ぼる巨大なきのこ雲。１９４５年７月に行われた人類初の核実験「トリニティ実験」です。長崎に投下された原爆と同型の爆弾で実験は行われました。
「信じられない光景でした。科学技術の面からも、そうでなくても、ただただ、すばらしかった。あれ以上のものはその後も見たことがありません」（リリー・ホーニグさん）
７０年あまり前の光景をこう振り返るのは、原爆開発計画「マンハッタン計画」に参加した元科学者、リリー・ホーニグさん。現在、９５歳です。
「マンハッタン計画」は、ナチス・ドイツによる原爆開発に危機感を持ったアメリカが、「原爆の父」と呼ばれるオッペンハイマー博士をはじめ科学者ら６０万人を動員したものです。３年かけて原爆開発に成功しましたが、その直後から科学者の間では原爆を実戦で使用しないよう求める大統領宛ての請願書が広がったといいます。
開発者たち自身がトリニティ実験を見てその威力に素晴らしいと感嘆し、そこで決して使用してはならないと感じ取ったことが人間として普通の感覚だとおもいます
「科学者の一部は、威力を示すだけで実戦で使わないよう求めましたが、らちがあきませんでした」（リリー・ホーニグさん）
その素晴らしい威力に、これを日本に開発されては困るという考えもあったのだと思います
日本やドイツも核爆弾について研究開発していましたが ５月にドイツは日本より先に
降伏して 優秀な科学者アインシュタインなどをアメリカは手に入れ
一気にアメリカの核開発が進み 核爆弾を作り出します
「原爆の威力を確かめたいという、強烈な思いがあったことは間違いないと思います。砂漠での実験と飛行機から落とすのとでは違いますし、広島型の爆弾は、一度も実験していなかったんです」（リリー・ホーニグさん）
リトルボーイはまだ実験すらしていなかったんですね
人体への影響を学術的に収集するためにあえて 多数の犠牲者を出すために広島市街地
に投下したと考えられます アメリカによって戦後すぐに生き残った人は広島市街から対岸にある似之島に強制的に移され原爆の放射線の影響を調べられました
ちなみに治療ではなく調査です
「原爆投下の裏に実験の意図を感じた」と話すホーニグさんですが、同時に「原爆は戦争を早く終わらせ、犠牲者を少なくした」と考えています。
犠牲者を少なくしたかどうかは不明ですが 当時の1億総特攻思想を考えると 日本が絶対降伏しない立場で あのままじわじわと攻撃が加えられていたら広島と長崎あわせて22万人以上の犠牲を払っていた可能性もあります
実際は軍部や天皇がポツダム宣言で無条件降伏を受け入れるかどうかの瀬戸際でしたから 降伏されたら人体実験ができないではないか？とアメリカは今のタイミングしかないと急いで実験を行ったと考えるのが筋です
米は核爆弾という最大のカードを手に入れて 日本が核爆弾というカードを手にしない状況下では確実に勝算を得ていたことで外交としても優位に降伏を進められたのではないでしょうか
「日本にとっては残念なことだったと思いますが、戦争の最中に起きたことです。もしアメリカが日本本土に侵攻していたら、桁外れの犠牲者が出ていたはずです」（リリー・ホーニグさん）
この考えは間違っていて日本が真珠湾に攻撃したのは完全軍需施設を狙った攻撃です
（多少民間人もいたかもしれませんが）
当事広島市街地にいたのはそのほとんどが民間人ですので 都市圏における第二次世界大戦下での攻撃は違法であり、戦時国際法において禁止されています
ではありえないことですが 日本が仮にアメリカより早く核爆弾を開発していたとして、一発逆転の起死回生の一打としてアメリカ本土への使用をしていたかどうかと考えると 物資や戦況に全く余裕がないので躊躇なく実行に移していたのかもしれません
アメリカのように核を使うかどうか考えるだけの余裕があるには やはりそれだけの物資的戦略的な充足が考えられます
日本は勝てるわけがない戦争にしてしまったのに 建設的に負けるプロセスを生み出す人や仕組みがありませんでした なにかの運でいいことがあれば負けてもいいよ的な中途半端なまま気分のまま 軍部は国民に対してまだまだ戦況がいいとだまし続け 誰にも止められないまま戦争が続いてしまっていたのでした
アメリカに原爆の投下は仕方なかったと言われるのは憤慨ですが 現実に日本が見切り発車で始めてしまった戦争に国内でだれもブレーキをかけることができなかったので 原爆が投下され すべてのつけを広島と長崎の人が払わされることになったというのが悲しいかな現実です
ホーニグさんが３年間を過ごしたニューメキシコ州・ロスアラモスの研究所などマンハッタン計画ゆかりの地は去年１１月、国立公園となったばかりです。原爆賛美を懸念する被爆者や広島・長崎の市長など日本側の要請を受け、被爆者や家族の証言も展示内容に含めることが検討されています。
こうした中、オバマ大統領の広島訪問について、ホーニグさんも「訪問は正しいことだ」と歓迎します。
「行けることなら私も広島に行きたいです。（開発者として）行くのが義務だと思うんです」（リリー・ホーニグさん）
一方、大統領による謝罪については「必要ない」と断言します。
「真珠湾への奇襲や他のたくさんの攻撃について、日本は謝らないでしょう。それが戦争というものです。そしてだからこそ、戦争してはいけないんです」（リリー・ホーニグさん）
実際にオバマ大統領が広島に訪問されて 被爆者と握手されるのを見て目頭が熱くなっ
た方もいらっしゃるのではないでしょうか？感情として謝罪すれば許せるわけでもなく
オバマさんだって戦後生まれ いつからいつまで？千年？一万年？いつまでの戦争だっ
たら謝罪すべきなのか？これは日本がアジア諸国に対して行った占領政策についても同じです
謝罪なんてできるわけないですよね 昔の戦争について反省とか謝罪なんてでき
ません きりがないですよね 個人間のものであれば数年で法廷で決着がつくのかもし
れませんが、国対国の戦争にわかりやすい決着なんてできないですよね
謝れと怒っているのは本当はなんの関係もない自分や国が勝手に被害者だと思い込んでる勘違いな人なのだと思います
またそれによって利益を得ようとする人 とかそれをネタに面白い記事を書いて人を怒
らせて喜ぶ人ｗ
連合艦隊司令長官山本五十六という映画が5年くらい前にありましたが その中で新聞
記役の玉木宏が戦地に送られてその上司が発狂するシーンが笑えました もっぱら戦争
反対派 の山本を新聞記者のその上司がどんどん炊きつけて「いつ戦争するんですか？」と追いやります
海軍は腰抜け扱いを受けながら時勢や（新聞社に焚きつけられた）世論もあって不服ながらも参戦してしまいます
新聞記者からすると戦争がはじまって書く記事がたくさんになって新聞がじゃん
じゃん売れれば楽しいですよね？ 自分のことしか考えてないから 国の未来や平和な
んてまったく考えない利己主義者が世論を扇動して 戦争こそ日本の歩む道的な風潮を
作り出しました 結局右腕だった新聞記者を新聞社は失うことになります
本末転倒ってやつですね
マスメディアがいってるんだから間違いないだろうという考えや首相が言ってるんだか
ら間違いないだろうというのは 完全に危ないです
人殺しに加担しておいて戦争だからしょうがないじゃない～とあとで責任をうやむやに
するのはいけないですよね
もちろんそれまでに国は軍備を増強したり国民を自由に徴収できたり 自由な発言を禁
止したり従わなければ監禁したりということを法制化して合法化します
それが戦時であって 国民はそれまでのプロセスを一つ一つ注意しなけれ国の暴走を止
められません 戦争を始めたのがどっちだから悪いとかそういうのはもう手遅れなんで
すね
だからこそ、戦争してはいけないんです 相手が悪いんじゃないんです 自分の国の大多数の中に戦争を生まれさせようとする要因がたくさんあるのにほったらかしにしたりするのが悪いのです
国際貢献だーなんだかんだいって自衛隊に銃を自由に使わせる権利を与えたしたらダメ
なんです 現場の自衛隊員が苦労する？ 現場でちょっとおかしい自衛隊員が他国人を殺してしまったことがきっかけで戦争勃発→日本国民すべてが危険にさらされます
大儀名分にだまされてはいけません これしたら戦争なるよねー 私たちも死ぬよね？ という連想ができないので戦争に突き進みます 国際貢献とか綺麗なこといってる人は非常に危険です 国際貢献のために一命と家族を投げ出せる人だけしかそういう綺麗なことはいっちゃいけないとおもいます
戦争なんて汚い汚いものです たくさんの亡骸の上でほそ笑む一部の商売人のためにあるようなものなんです
