安田純平さん拘束の新画像「助けて」
ＮＮＮが入手した画像には、安田さんとみられる男性がオレンジ色の洋服を着て、「助けてください。これが最後のチャンスです」と書かれた紙を持っている様子が映っている。
安田さんは去年６月、トルコ南部からシリアに入り、その後の行方が分からなくなっていて、国際テロ組織アルカイダ系の武装組織「ヌスラ戦線」に拘束されているとみられている。
今年３月には安田さんを写したとされる映像が公開されていた。
ＮＮＮに画像を提供したのは、国際テロ組織アルカイダ系の武装組織「ヌスラ戦線」から安田さんの解放交渉を請け負っていると主張する男性。
こういう極限の状況を想像すると本当に助けてあげたいと思います この人も後藤さんがテロ組織に拘束されたとき テレビでコメントをしていたし 後藤健二さんも湯川はるなさんが拘束されていた時 同様にコメントしてました みんながみんな吸い寄せられるように拘束されていきました 二人に共通した殺され方は後ろ手に縛られてクビを切られた後 うつぶせになった背中の上に頭部を手で抱きかかえるようなかたちで載せられていました ひどいものです
湯川はるなさんは後藤さんのことを師匠と慕っていたそうで 後藤さんもだからこそ救出しようとしてイスラム国の毒牙にかかってしまった
安田さんも過去に一度拘束されてそのときは国の力で助け出されたらしく 今回は2回目の拘束です
紙に「助けてください これが最後のチャンスです 安田純平」と横文字で書かれています
内閣不信任決議が出されるらしいので その間内閣もそれどころではないといった感じになると思うので安田さんにとってはタイミング的に災難ですね
このような紛争地域に繰り出す人がいるからこそ 現場の生の映像が日本で受け取れるという現実があります だがあまりにも危険なので現地の人から購入するほうが安くつくのでは？あえて日本人がいかなくてもいいのでは？と思います
それでもいくのは危険に身をさらしてもゆるぎない使命感からでしょう 交渉では人質解放のための身代金が渡り それを元手にイスラム国は犯罪を押し広げます イスラム国はいま貧乏らしく 最近給料が半減した話を聞きました 命がけにもかかわらず給料は10万円もいかなかったような記憶があります それでも外国人は現地人と給料2倍なのだそうです
安田さんを見捨てろというような心無い声もありますが それはなんともいえません これまでの交渉がことごとく失敗してるので日本政府も公表できることが少ないのでしょう 世論がこのニュースで動き始めると政府の足かせにもなりかねません ただ テロとは交渉しないと公表してるので 本当になにもしていないだけなのかもしれません
5月30日追記
シリア人男性は毎日新聞の電話取材に「安田さんは（シリアの国際テロ組織アルカイダ系勢力）ヌスラ戦線に拘束されている。画像は今月２８日以降に撮影され、ヌスラ戦線側から仲介者を通じて入手した」と説明。また、「１カ月以内に身代金を支払わなければ、過激派組織『イスラム国』（ＩＳ）との人質交換を通じて、ＩＳに引き渡される恐れがある」と、早期に交渉に応じるべきだと主張した。
ISに引き渡されたくなければ身代金を払えということなんですね 仲介者も信じれるのかどうだか？ 最初ジャーナリストは仲介者を経由して安全に入国しているようだが そのなかに少しでもやばいのがいたら 最初は信用させといて うまみをそこそこしぼりとってから あるとき豹変するのかもしれない そもそも仲介者って100パーセント信用できるようなものではないし そういうルートでしか 犯罪者集団とのコンタクトを取るしかないのであれば 安田さんのような紛争地域に出入りする職業は非常に危険なものですね 戦地に入れば信用するしかないのでしょうけど。。。
昨年６月に安田さんがシリアに入国するまで連絡を取り合っていたジャーナリストの常岡浩介さん（４６）は「オレンジ色の上着は過激派組織『イスラム国』（ＩＳ）のまねをしているようにも見える」と印象を語った。その上で「３月に公開された動画も今回の画像も、いつ撮影されたかさえ分からず、具体的な要求もない意味不明な内容。脅しだけが目的だと感じた」と話した。
具体的な要求がないのはどうやってコンタクトとってもいいかわからないし 何をアクションおこせばいいのかわからない 映像に具体的にヌスラ戦線を表す証拠はないらしいし なにからなにまで謎 これを公表しておいて殺すことで世界に恐怖を広げようとしているのがイスラム原理主義なんですね こんな危機的状況でも開放されてひょっこり帰ってくる人がいるってことは 裏で相当な身代金が払われているのですね
でもお金を出すだけで確実に帰ってくるかどうかもあやしいものですね 動画にはCGが使われていたり 本来命乞いしているはずの人がすでに殺されていたり イスラム国は本当にとらえどころのない犯罪者集団です 危険な地域の取材はその土地の人に任せたほうがいいと思うのですが やはり現場で活動する人も必要なんでしょうか 安田さん本人も危険性をよくよく知ってのこと 紛争地域が完全に危険だということの認識があってもなお突き進んでいくのは 痛ましいながら美しくもあります 無事のご帰還願わずにはいられません
