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伊勢志摩サミット建築物 3億円かけ解体10月まで

www.sankeibiz.jp

 

 

5月に開かれた伊勢志摩サミットで、各国報道陣の取材拠点となった国際メディアセンター。その横に約28億5000万円かけて建てられた「別館」が、10月までに解体される。解体費は約3億円だ。

 

インターネット上には、「もったいない」の声も。たった3日間で31億円と聞くと、こういう反応が出るのは当然だろう。BuzzFeed Newsは外務省に取材した。担当者はこう断言した。

「安いと信じている」

本当にもったいなくないのか。さらに聞いてみた。

 

「アネックス」と呼ばれるこの別館には、日本食を提供するダイニングや、日本の技術、伝統文化の展示、三重県の魅力を発信する情報館などが設けられていた。外には、日本庭園もあった。外壁や内装には三重県産の杉や国産の檜が使われ、海外メディアに日本をアピールした。

5月25日朝から28日正午まで使われたこの施設には、33の国と地域から約5千人の報道関係者が詰めかけた。中でもダイニングでは無料で食事が提供され、取材に訪れた記者が太るほどのおもてなしがあったという。

サミット取材に参加したBuzzFeed Japanの古田大輔編集長に聞くと、「サミット期間中は、会見の取材をしたり、記事を書いたり。ご飯は食べるけれど、展示をゆっくり見る暇はなかったし、見学スペースに立ち寄る人はそれほど多くなかった」と話す。

 

ーーなぜ解体するのですか
もともと一過性の建物として計画していました。土地は県有地なので、更地に戻してお返ししないといけません。建設に使った部材は99%再利用します。そうやってコストを下げている仮設建築物なので、耐火性や耐久性も低い。恒常的に使うことはできません。

 

ーーもったいないのでは
もちろんそういう考えもありますが、恒常施設として建てるのであれば、1.5倍とか、2倍のコストがかかります。そのランニングコストや維持費用を議論する必要があります。

ーー安く抑えられたのですか
そう信じています。フロント部分には木材を使っていますが、ほとんどが鉄骨です。ぜいたくなものではないと理解しています。工期も短く、三重県に同様の建物を建てるとすれば、抑えている方です。

 

ーーもっと簡素なものじゃだめなのですか
日本の場合は例えば自然災害が多い。それに耐えられる施設が必要です。地震や台風があったときに施設が壊れてはいけないとなると、プレハブやテントでは難しい。国際会議で何千人というメディア関係者が来られたときに、安全に、快適に作業できるスペースということで考えた施設のスペックでした。

 

 

話の整合性をみるかぎり妥当と思える とても理にかなっているし このままあの場所で営業を続けていたとしても赤字が当然ふくらむばかりである サミットができるための最低限のセキュリティーや耐震性 快適性を確保しつつ 部材を99%再利用するというのはすばらしい 無駄がないのがなによりだし 国の威信にかかわるようなみっともない施設はつくれないので当然だ

 

日本は箱物行政といわれ続けて久しい 日本は建物はいいものをつくるが 中身のソフトが良くない おかげで来館者が増えずに赤字だけがかさんでいくという現象があたりまえのように頻発する 

 

建物作るだけなら予算もつけるのは簡単だ なによりその施設を作ったあとを考えることが税金の無駄を無くすのに重要である

 

昔京都精華町の「わたしの仕事館」を傍目からながめたことがある 車道から見たのだが目を見開いてびっくりした その施設に関して全く無知であったから さぞかしすごい図書館かなにかかとおもったのだ ガラスがふんだんにあしらわれていて おしゃれで広大な敷地と荘厳な建物だった 夕刻であったが人は周りを一人もあるいていないし 利用されている感じはなかった 何をするともわからない施設に581億円のイニシャルコストがかけられ1年に20億円のランニングコストが約10年間がかけられ続けた  今回のサミット会場でさえ30億円というなら いかにもその比較として安い 

 

国民に使われるもので採算が多少マイナスになる程度なら 良いのかもしれない この私の仕事館はゼネコンに税金を食わせる目的で作ったといっても過言ではない 税金が使用される建物は 人々に使われないものであっては決してならない 使われないのがわかってるのにもったいないとして 運営され続けるならランニングコストは一切払ってはいけない 税金で採算を埋め合わせなければ存続できないのであれば その計画がミスだったと認めてさっさと撤去したほうがいい 文化はそういうものではないというのはたやすいが ただのなんの歴史もない建物である 見栄や体裁にこだわって長く保存され続けても税金の無駄が長引くだけである 利益と集客を考えた施設作り 企画づくりができないのであれば 今回のように撤去までを計画に含めた施設づくりというのが求められる 今回のこの施設を一つのモデルケースに各種イベント施設が建築されることを祈る