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燃費データ不正が発覚した三菱自動車の顛末

燃費データ不正が発覚した三菱自動車は5月18日、益子修会長、相川哲郎社長が不正に関する4回目の記者会見を開いた。A4判で4枚の資料を配り、軽自動車4車種の不正の事実関係と背景、原因について、改めて詳しく説明した。

 それによると、子会社である三菱自動車エンジニアリングの管理職が、燃費データのもとになる走行抵抗値を算出する試験をタイで行ったが、想定通りの数値が得られなかった。このため、不適切な低い値のデータを使って、机上計算した走行抵抗よりさらに低い値を作成。三菱自動車の性能実験部の管理職に提示した。性能実験部の管理職は不適切と知りながら承認したという。

 

益子会長は「三菱自動車は軽自動車の燃費とりまとめについて子会社に委託、丸投げしていた。その子会社が、性能が良くなっている軽自動車の開発をする実力を持っていなかった。力のない子会社にレベルの高い車の開発を丸投げし、(子会社は)支援がないままデータ改ざんに追い込まれていった」と述べた。

 

三菱自動車は、5月11日に開いた3回目の記者会見で、走行抵抗値を算出する試験は子会社が行っていたことを初めて公表した。そして、三菱自動車の性能実験部の管理職からの「不正の指示」については、「指示はされていない」「相談はあったのではないか」と説明を二転三転させた。

 この日の記者会見では、三菱自動車が3回目の記者会見できちんと説明しなかったことについて、記者から厳しい質問が出た。

 「5月11日に会見をされる前に、国土交通省に対して、『三菱自動車から子会社に、不正の指示があった』と書かれた報告書を出している。それなのに、なぜ記者会見ではそれを言わなかったのか」

 これに対して、益子会長の隣に座った開発担当の中尾龍吾副社長が答えた。

国交省報告と食い違った説明は「はっきりしなかったから」

 「5月11日の会見の時は、管理職からの(不正の)指示が今ひとつあいまいだった。指示だったのか提案だったのか、いまひとつはっきりしていなかった。三菱自動車から子会社に指示する立場にあるので、(報告書で)指示という言葉を使ったが、はっきりしていなかった」

 

さらに次のように付け加えた。

 「1回目の記者会見の時に、『性能実験部長が(私がやりましたと)言った』と説明した。そうしたら、性能実験部の部長経験者の家族に取材陣が来て、迷惑がかかった。はっきりするまでは言えないという考えのもとで言わなかった」

 記者は食い下がった。「相川社長の名前の報告書だ。そこに『不正の指示があった』と書かれている」「改めてうかがいたい。誰の責任で誰の判断でこの不正が行われたのか」

 今度は相川社長が答えた。

 「言ってまた違っていたら、ということで(前回の記者会見では)はっきり申せなかった。データ不正は、三菱自動車の性能実験部のマネジャー(管理職)が、子会社の三菱自動車エンジニアリングの担当者から出てきた数字を認めてしまって、時間がなく、取り直しをせずに数字を使ってしまった」

 

軽自動車4車種の不正を誰が行い、誰がそれを認めたかという事実関係のスタートの部分が、4回目の記者会見でやっと明確になったのだ。

パジェロ、RVR、デリカでも不正

 この日の記者会見で、三菱自動車は、「パジェロ」「RVR」「デリカD:5」、そして「アウトランダー」でもデータを机上計算するなどの不正が見つかったと発表した。

 

こうした車種は、法で定められた「惰行法」ではなく、「高速惰行法」というやり方で走行抵抗を測定していた。さらに、法定の書類を作成する際、試験日や天候、気圧、温度で事実と異なる記載をしていたという。事実と異なる記載をしていた理由については、明確な説明はなかった。

 さらに、パジェロの場合は、タイヤの転がり抵抗と空気抵抗で、別の車の低い値を故意に組み合わせて使用していた、という。これ以外にも、必要な100キロの重量を積載しなかったため、机上計算で上乗せしていたり、タイヤの改良の際に、机上計算をしていたりといった不正があったという。

 記者会見は約2時間続いたが、軽自動車から他車種にも拡大した燃費データ不正の全容解明には、ほど遠い説明だった。相川社長と中尾副社長は、6月末の株主総会で辞任するという。

 

三菱自動車の改ざんや隠蔽体質は昔からのものであったが 今回の燃費性能改ざん事件について まとめてみたい

 

三菱自動車という自動車業界の中ではそれほどシェアの大きくない財閥系の会社で起きた自然な流れで起きた改ざん事件だった

 

もともとシェアや利益は自力で上げるのが困難で 儲けのない会社からすれば必然的に研究費の抑制が働く 自動車業界のなかでは三菱自動車普通自動車シェア1パーセント軽自動車シェア3パーセントである

 

同じ車が大量生産されると1台あたりにかかる研究費の割合は低くなっていき 実績により 割り当てられる予算もおおくなるだろう

 

燃費の部分を受け持ったのが子会社で三菱エンジニアリングというが 丸投げらしく 予算も相当抑えられていたに違いない とすれば出せる性能も限られてくるだろうし 自然と無理だったという報告が三菱自動車にあがる どうしても売り出すキャッチーな数値がほしい三菱が無理をしたということだろう

 

そもそも着眼点が軽自動車にしては惜しい点だった もっと違う方面 内装 外装 空間性やデザイン やりつくした感じがあったにしても チャレンジャーならではの安い研究費であげる点に特化した商品開発が求められる 

 

そこがやはり財閥系のつまらないプライドが働いたのか 数値改ざんにうごいてしまった これも三菱自動車主導で行われたのである これは下請け会社がGOだせる身分ではないことからもあきらかで ではだれが指示をだしたのかということをメディアも厳しく追求している もともと三菱が厳しい注文を出したのが悪く できないならできないで子会社の報告をそのまま呑めばよかったのだ 性能は出せない 予算も出せない じゃあ改ざんしかない ってことでしょうね 

 

これを発覚したあとの会見で三菱自動車の責任にしたくないという汚くも見苦しい 責任のなすりつけあいになってしまっている 

 

指示か提案かどうかわからないだと?

 

どっちにせよGOサインだしたのは本体のほうだから 三菱自動車の責任が問われるのは当然だ こまかい部分でだれがやろうとしたかということは 難しいのかもしれない どちらにせよこうなった以上は社長含め幹部の退陣は当たり前で なにかのせいにすることはできないしうやむやにするのもどうかと思うが 確かにわからないというところだろう

 

会社のためにがんばるとか そういうことは立場によって違うだろうがこんな腹黒い会社の一員だとしたら特に難しい 一個人の保身を優先するか 会社の隠蔽体質を守るのか 社会に対していい仕事をするのか なにをすれば認められるのか全くわからない 一ついえるのは会社のためとはいえお客様をないがしろにするのが社風であった三菱自動車

 

こういう会社は無くなるのが一番である 必要とされるサービスを顧客に届けられないのならばできないというしかない むりからにできますといってしまえばそれは遂行されなければならないし 掲げた燃費性能がでないとなれば それは詐欺である 人をだまして 買った人 保健会社 国などに 多くのガソリン代 税金 保険料関係の被害を及ぼした 

 

 

メディアが押しかけ迷惑がかかったとかいってるが 迷惑をかけているのはおたくらの会社でしかも幹部なら 給料も多く 消費者をだまし続けた結果贅沢な生活ができるのだから当然で 家族は別ではない 会社の幹部が消費者からだましとった金で生活してるのだから 切り離せる問題ではない 多くの消費者をだましていたのだから 社員の家族に多少の迷惑がかかるなんて軽いものだ

 

子会社がいいだしたのか親会社がいいだしたのかわからないなかで自然発生的に みしらぬところで改ざんがおこってしまったということにしたかったのかもしれない どちらにせよ腐りきった会社にはちがいない

 

 

まともなモラルが自然発生的にでる会社が生き残る会社だとおもう

 

20年ほど前にも問題を起こしたことがあり 会社社長が辞任かなにかなったが 誤る気は全くないニュアンスは伝わってたし トップがかわったくらいで変わらないのが財閥系の旧態然とした体質だ 多少問題を起こしたところで自財閥系会社が助けてくれると甘えている 隠蔽体質は捜査が入ったとき用に改ざんデータと本当のデータの使い分けを全社員が完全にできるように統制がとれていることからもわかるし トップから末端まで腐りきっているのだから 手の施しようがない

 

 

こんな会社で内部告発なんかしたら抹殺されてしまうんだろうと思う 社会のために全解体が望ましい すでに20年前のときもそうおもっていたけどね三菱自動車は なくならないといけない腐った会社であることは間違いない

 

 

NISSANが助けるらしいが クビにしないなら 元三菱の人間はトイレ掃除やぞうきんがけからやらせてください まともな心根がまるでなってないとおもうので