モデル強制AV出演詐欺 芸能プロダクション社長ら逮捕

所属モデルを強引にアダルトビデオ（ＡＶ）の撮影現場に派遣したとして、警視庁が１１日、東京都渋谷区の芸能プロダクションの社長ら男３人を労働者派遣法違反容疑で逮捕したことが、捜査関係者への取材でわかった。

　同庁は、男らが内容を知らせないまま交わした契約書を悪用して出演を強要したとみて調べている。

　捜査関係者によると、社長らは２０１３年頃、所属していた当時２０歳代の女性モデルを本人の意思に反して都内の撮影現場に派遣した疑い。女性との所属契約にはＡＶ出演をほのめかす内容があったが、本人には契約書のコピーを渡さず、内容を知らせていなかった。女性が撮影を拒もうとすると、「違約金が発生する」などと迫り、出演させたという。

経営していた芸能事務所に所属していた女性を、実際の性行為を含むアダルトビデオ（ＡＶ）の撮影に派遣したとして、警視庁が１１日、労働者派遣法違反容疑で、大手ＡＶプロダクション「マークスジャパン」（東京都渋谷区）の４０代の元社長ら同社の男３人を逮捕したことが、捜査関係者への取材で分かった。女性が「ＡＶ出演を強いられた」と警視庁に相談して発覚した。

　労働者派遣法は実際の行為を含むＡＶへの出演を「公衆道徳上有害な業務」として規制している。捜査当局が同法を適用して強制捜査に踏み切るのは異例。

　逮捕容疑は平成２５年９月ごろ、マークス社に所属する女性を、みだらな行為を含む撮影のためＡＶメーカーに派遣したとしている。複数の女性が類似の相談をしており、メーカー側も女性が嫌がっていることを知った上で撮影していたとみられる。警視庁はマークス社やグループの「ファイブプロモーション」（同）を家宅捜索。メーカーの「ＣＡ」（港区）、「ピエロ」（練馬区）も捜索した。

　実際の行為の撮影は、同法をはじめ複数の法令に抵触する可能性があり、ＡＶは演技を撮影することが前提とされている。業界関係者によると、過激な内容をうたう海外発のインターネット上の動画配信サイトが拡大していることなどから、既存の大手メーカーでも同様の撮影が横行しているという。警視庁は、業界内で違法な撮影が常態化していたとみて実態解明を進める。

　ＡＶの撮影が労働者派遣法の有害業務にあたるかどうかについては、判例上、「撮影時の行為の内容で判断すべきだ」とされており、製品内容とは関係がない。

どうもこの手のやり口というのは汚い　契約書のコピーもわたさなかったみたいだが　

信頼できない契約はよくよく読み込んで　契約しないといけない　このAV女優（にされてしまった？）かどうかわからないが　そういう危険はどこにでもある　芸能界に入れるとだまされて入ったはいいが　AV出演だったりするし　最近では一度目のAV出演料は払われるのに　DVDがリアレンジされて再販されたものには出演料がAV女優に入らないといった問題が明るみになっている

違約金が発生すると脅迫するのは脅迫罪であるし　契約書にその違約金の契約条項まではいっているかどうかまで　きちんと書かれている必要がある　よく契約書というと必ず守られなければいけないようなプレッシャーがあるが　そうでもない

軟禁状態で交わされたもの　家に上がりこまれてこの契約書にサインしないとでていかないとかすごまれたもの　お酒をのまされた上で書かされたもの　むりやり手をつかまれて書名させられたもの　すべて無効である　本当に自分の意思でなければ効力というのは発生しない

契約書にサインしても相手に迷惑がかかる前なら　取り消しも簡単にできる

あとは　その契約書にAV出演が明記されていなければならないし　たとえばこの場合は

労働者派遣法の有害業務ということだが　やってはいけないことが契約書に書かれている場合は無効である　たとえば盗みや　人殺し　こういうことはその行為自体が違法なので　契約書に万一盛り込まれていても無効である　たとえば1000万やるから殺して来いといわれたので殺したのにお金がもらえない　訴えてやる！　とはできない　なのでこういうマンガや小説などでは通常　前渡し金で半額　成功報酬で半額とか分けて支払われるし　半額払ってる上に逃げられるとだめなので　殺し屋には必ず監視がつけられる　まあ悪いことをするには契約書なんてあってもなくてもいっしょってことですね　

つまり契約書というのは本人が契約しようという意思を示したのがたまたまカタチになっただけで　撤回することは可能であるし　本人をだましたり違法なことをさせるように仕向けたり　本人の基本的人権を制限したりということはできない　

契約書があるから違約金が発生するということであれば　そういう項目が明記されて　なおかつ業務内容もAV業務だとだれでもわかる形で提示されていなければならない　たぶん今回はそういう項目も口頭による説明もなく　ほぼ無理からにAV出演させられていたのだろうし　仮にAV出演させられたにせよ　販売前なら　何万枚刷り上っていても販売中止を求めれるし　販売した後なら回収も求めれるし　自分の意思に反した映像が流出したのであれば慰謝料を求めることもできる

AVに出演しい人はプロダクションを自分で調べたり　勢いでしないほうがいいとおもう　もちろん全くしたくない人はしっかりした芸能事務所かどうか調べるべきだし　契約書の内容はよく吟味してサインするべきだし　周りから急がされたり熟読もせずにサインするのは間違っているし　だいたい契約書というのは同じものを一部づつ合計2つ作ってそれを真ん中で重ねて割り印をするものである　コピーももらえないとかありえないし　怪しいと感じたらすぐにサインはしないのがいい　芸能リポーターが使っているボイスレコーダーなんかは3000円ぐらいで買えるので　録音もおすすめする　

契約書に不慣れな人は自分ひとりで抱え込まないように誰かに相談するのがいい

AV会社のバックには反社会勢力がついていることも多く　くれぐれも気をつけなければならない　これまでは立ち入らなかったタブーの領域に警察の捜査が入ったことは歓迎されるが　逆にこれまでは全く野放しだったということがいえる　AV作成側も出演者も同じ穴の狢と思われてたのである　これからはAV制作側はしっかり労働者側に納得のいく説明や契約書交付がされないと　とんだしっぺ返しを食らわされる時代がきたのである

6月12日追記

モデルとして契約した契約書に小さな文字でアダルトビデオの出演が小さな文字でかかれていたそうですね　とんでもない詐欺だったというわけです　読めないような小さな文字にして読ませないようにするというのは　アコギですね　ともかく契約書なんていうのは眉唾ものです　気をつけましょう

6月14日追記

アダルトビデオの撮影に女性を派遣したとしてプロダクションの元社長らが逮捕された事件で、女性は５年にわたって１００本以上の作品に出演させられていたことが分かった。

　労働者派遣法違反の疑いで逮捕されたのは、ＡＶプロダクション「マークスジャパン」の元社長・村山典秀容疑者（４９）、高橋慶将容疑者ら３人で、２０１３年、所属する２０代の女性モデルをアダルトビデオの撮影に派遣した疑いが持たれている。

　女性は、グラビアモデルと説明されて契約したが、契約書に小さく「ＤＶＤなどが成人向けである場合でも出演する」と記載されていて、５年にわたり１００本以上のアダルトビデオに出演させられていたという。

　警視庁には、「モデルの仕事と聞いていったらＡＶを撮られた」などと同様の相談が１２件あるという。

契約書を盾に強引なやり口で卑怯ですね　AVを一度でも撮られたら　それをおどし材料に使われ　親にばらすぞとすごまれる　ばれたくないからずるずると強制労働に駆り出されるのですね　それにしてもびっくりなのが　日本では一年で500人のAV女優が誕生しているのだとか。。。しかもその内容がどんどんハードになっていっている　本当はストーリーで見せるような制作がしたいのだろうが　実際の男性視聴者のニーズはそういうところにないのだとういう　設定もなにもない　ただハードな方向でやっていくのが今の潮流なんだとか　500人もいるのは信じれないが　芸能界で女優になるのとすこし違う　AVでも超有名女優になればテレビでの出演を果たしたAV女優もたくさんいるが　一般的には芸能界へのステップとしては使われない　

外資系の大手証券会社のゴールドマンサックスに受かった女性が実はAV出演記録があってかわいそうなことに合格が取り消されたということもあった　TOEICは935点のハイソな女性なのにもったいないことをしたものだ　本人はゴールドマンサックスの内定があった後　AVの流出を中止するように事務所に働きかけて　一部はネットでも見れないようになっている　ところが私が確認したところこの女優の動画が見えるサイトもいまだにあるので　事務所がしっかりしていたら確実に止めれるものではないということは　AV出演を考えているのなら　心に留めておくべきことだ　

ネット社会で一度出回ったものはなかなか消えることはない　一生出回ると考えて間違いないだろう　またそれを苦に自殺したAV女優もいる

これほどのリスクをかかえるのだから　お小遣い稼ぎとか軽い気持ちで出演するべきではないし　しっかりとその世界でがんばろうとする人だけ出演しないといけない

今回のように本来モデル志望の人を無理やりこんなリスクの高いAVに出演させて　その人の将来や一生を棒に振らせるというのは　とんでもない暴力である

詐欺はとりもなおさずいけないことだが　被害者の夢や将来も奪いかねない今回の事件はお金をむしりとるよりもよっぽど悪質である