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木曽川で水上バイクがゴムボートと衝突し投げ出された子ども二人死亡

12日午後2時50分ごろ、岐阜県羽島市下中町城屋敷の木曽川で、4人が乗ったゴムボートが水上バイクと衝突し、子どもが投げ出されたと119番があった。市消防本部によると、男女5人が病院に搬送され、このうちボートに乗っていた3歳と11歳の男児の死亡が確認された。他の3人は命に別条はないという。

 消防や県警岐阜羽島署によると、ゴムボートには死亡した2人のほか、8歳の女児と30代の男性が乗り、水上バイクには20代女性が乗っていた。同署が詳しい状況を調べている。

 現場は木曽川橋の下流約1.5キロ。週末になると、水上バイクの利用者が多く集まるという

 

この手の事故というのはよくありますよね 私は小型船舶操縦免許をもっていますが これでは20トン未満の船であれば乗ることができます 水上バイクというのはこの資格とは別で特殊な免許になって 水上バイクの免許では水上バイクしか乗れません 速度も相当なもので下手すると時速100キロとかを超えます 100キロで海におちた場合 水面はコンクリートといっしょで 即死です またこの免許を持つ人は大体において大型や小型船舶免許を持つことはなく 海上のルールに疎い人が多いと考えられます さらに女性のナンパ目的とかが顕著であって ふわふわとした遊び心でよく使われます 安全を考える人はこういう乗り物に乗らないのでよく事故が起こります 水上というのはスピード違反がない代わりに すべて自己責任となりますし この乗り物は本当に危険です 操船する人がいい加減なのでこういう事故が起こるといっても過言ではありません 水上では他のボードや大型船舶 砂浜近くでは水泳者 ブイ 橋脚 さまざまな浮遊物に気を配らなければなりません また潮の流れ 潮の満ち引きなど 気をつける情報は盛りだくさんです 

 

ゴムボートはエンジンがついていませんしどんな状況であっても あきらかに水上バイクのほうに回避行動をとる責任があります 

 

またこれは木曽川でどれだけの水深があるかわかりませんが 水深も気をつけなければなりません 水深が浅くなれば水上バイクといえども腹をすることになるのです また水上では見えにくい浅い部分はどこなのか知っていなければなりませんし 水があればどこでも通れるということはありません 通れる道が狭いのであれば減速するのがあたりまえで これから進む進路上に障害物や他浮遊物があれば回避しなければなりません

 

原因はいろいろ考えられますが 前方不注意 スピードの出しすぎ ということでしょうね 水上バイクは本当に危険なので 見たら逃げたほうがいいですね 乗ってる人はスピード狂で 頭の軽い人ばかりです 通常のまともな考えの人は水上バイクなんて乗りませんし スピードを出すのが楽しくて乗ってる人ばかりです ゆっくり乗る変わり者は逆に乗らないと思います

 

事故を起こしたのは女性らしいですが 子どもの二人も命を奪ってしまったということで確実に殺人者です 水上バイクは本当に無くなったほうがいいとおもいますね だれでも簡単に免許は取れるのですが 水上のルールをしっかり勉強せずにもとれてしまうんです  

 

今回の事故は昼なので無関係ですが オールで漕ぐボートでもあたりが暗くなったら ライトを点灯といけません LEDライトであれば一方向にしか光線が飛ばないので 相手に向けて照射されないと気づいてもらえません FRP製(プラスチック)のボートは船のレーダーでも検知されにくく 発泡スチロールのブイを積んでいるものは相手レーダーに映りやすくなります レーダーリフレクターがついているものであれば反射します さらに橋の下 高架電線下ではレーダーで検知しにくいので 大きな船が来ている場合には前もってよける知識が必要です 橋の下では偽像という現象がレーダー上でおきます これは電線のうちどこかの一点が船のレーダーに直面するために そこに実際は何もなくても レーダー上には映りこんでしまいます レーダー上では船はこの偽像を必ず踏み越えて進むことになります この状況下で偶然小さなボート高架電線下にいたとしたら 暗闇のなかで 偽像とみなされて事故がおこるかもしれないということです

 

脱線しましたが 今回の事故は100パーセント水上バイクが悪いものでゴムボートには回避義務がありません 手漕ぎで動ける動作には限度があるのと動力船ではないので確実に水上バイクがよけなければなりません 自分の目の前に妨害物があったとしても回避行動を取るべき人がとらなければ事故は起こります 水上の事故はこれから増えてくると思いますが 自分がどういう乗り物に乗って 遠めにもどこから他の船がやってくるか注意しないと今回のような事故はまた起こります 水上バイクに乗ってる人は暴走族といっしょです  遠くても白波を高々と上げて走ってきます 気をつけましょう 

 

6月13日 追記

 

岐阜・羽島市木曽川で12日、水上バイクとゴムボートが衝突し、男の子2人が死亡した事故で、13日午前、水上バイクを運転していたブラジル人の女が逮捕された。
逮捕されたのは、愛知・小牧市に住むブラジル国籍のフジモト・マージョリ・マユミ容疑者(27)。
フジモト容疑者は、12日午後、羽島市下中町の木曽川で、水上バイクを急発進させたうえ、前方不注意のまま加速して、4人が乗っていたゴムボートに衝突。
ブラジル国籍のオオイシ・ファビオ・ヒデキ君(10)と、オオイシ・ブラビオ・アキラ君(3)を死亡させ、父親ときょうだいの8歳の女の子に重傷を負わせた業務上過失致死傷の疑いが持たれている。
死亡したきょうだいの父親は、「本当は、わたしの命と引き換えにしたかったけどね、無理な話で」と語った。
フジモト容疑者は、容疑を認めたうえで、水上バイクの運転に必要な免許を持っていないと話しているという。

 

必要な免許は持っていなかったそうですね それにしてもこの加害者と被害者 どちらもブラジル国籍なんですね

 

やはり外国人労働者が多い地域だということでしょうか?この大人二人の関係性はただの他人なのでしょうか?謎は深まりますね

 

とにかく免許なしで乗れるほど水上というのは安全ではありません エンジンのついたものは必ず免許がいりますので 運転の技術があるなしにかかわらず 免許は必要です また免許不携帯でも 罰則があり たしか初回では4万円ほどかかったはず その後どんどん免許不携帯の罰則金は跳ね上がっていき3.4回すると30万円になるときいたことがあります これはあくまで免許不携帯だけです 

 

免許持っていないというのはなぜかわかりませんが 日本の海上法規上 ひょっとすると外国籍の人の免許は許可されていないのかもしれません ともかく いろいろと 受験制限があったり必要書類があったりするとおもわれるので 難しかったのかもしれません なんにせよ 無免許で運転できるようなエンジンつきの乗り物はないですよね 母国で免許を取れば国際免許のようなものがもてるのかもしれません 各種機関に問い合わせるのも手ですね 私は日本人ですし国土交通省の海技振興課 へはよく足を運びます あと日本各地に海技専門学校があるとおもうので そういうところ問い合わせるのがいいかもしれません

 

小型船舶操縦免許は座学と実技で1週間ほど?で18万円ほど費用がかかります 私の場合は大きな船の航海免状と機関免状があったので半額?くらい安く 一日で習得できました またオカネを取ってお客さんを乗せる場合 特定 というのが必要です 昔はこの小型船舶と水上バイクは一緒の一つの免許で乗ることができましたが いまでは別々となっているので 別々で免許は取らなければなりません いろんな小型船舶に乗りたいなら同時にすべて取ったほうが安く上がります 5年ごとに更新があり、講習を受けないと更新できません 更新を逃してもさらに長い講習を受けることで復帰できます 一生ものの資格ですが車の運転免許と一緒で更新が面倒ですね やはり海上の安全というのは道路とちがってわかりやすいものではないのです 免許がある人でもエンジンのついた船を運転して事故が発生すると(エンジンが不慮の故障くらいで) 海難審判にかけられます 今回は木曽川河口域1.5キロなので消防局や警察が管轄だったので 海難とはならないとおもいます