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京都府立朱雀高 妊娠生徒に学業か出産かの二者択一を迫る

京都府立朱雀高(京都市中京区)が1月、妊娠7カ月の3年女子生徒(18)に対し、卒業の条件として体育の実技をするよう求めていたことが分かった。保護者や本人の意向に反し、一方的に休学届も送りつけていた。学業か出産かの二者択一を迫る学校の対応に、文部科学省は「妊娠と学業は両立できる。本人が学業継続を望む場合、受け止めるべき。子育てに専念すべきとなぜ判断したか分からない。周囲の協力を得ながら育児するのは働く女性も高校生も変わらない」と批判している。
 これに対し同高は15日、「学校の認識にかなり古い部分があった。見直さないといけない」として、今後、妊娠生徒への対応を改める意向を示した。
 副校長は4月、妊娠生徒に体育実技をするよう求めた理由について、取材に「妊娠すると子育てに専念すべきで、卒業するというのは甘い」「全日制では妊娠した生徒は学業から離れないといけない。府民の要請がある」などと説明。補習の実技として「持久走などハードなこと」を例示した。
 副校長の見解に対し、同高に苦情や問い合わせの電話が相次いでいるという。
 生徒は同級生と一緒に卒業することを希望していたが、休学届を学校側から渡され、休学している。
 また副校長は同日、「(妊婦にとって)学校が一つの壁だったのは認めざるを得ない。妊娠がマイナスイメージであってはならず、今後、改めないといけない」と述べた。
 京都府教育委員会高校教育課は15日、「高校には、それぞれの生徒の状況に応じて配慮するようにと繰り返し言っている。妊娠も、病気やけがと同様に配慮が必要」との見解を示した。妊娠した生徒の体育授業について「実技ではなく、リポート提出や軽微な体操で配慮できる」としている。
 スポーツ庁学校体育室は「体育の評価は実技だけではない」と、実技にこだわる朱雀高は認識不足と指摘する。学習指導要領にある評価の観点は運動技能含め知識や意欲など4点で、「妊娠や障害など考慮すべき一つ一つのケースを明記せずとも、現行の記述で生徒の人権に配慮した授業は行える。学習指導要領の趣旨が現場に周知されていないのなら残念」とした

 

教師であろうと妊娠生徒の指導方法を間違うということはある しかも古い体質だからといって 今の常識からすれば認識違いもはなはだしい 学校教師は何を学んでいるのか? 

学習指導要領などは先生の指導に関するカリキュラムであって 生徒が必ず受けるべくして受けなければならないような強制的なものではない

 

しかも座学ならわかるが 体が不自由な人 妊娠している人にも一般生徒同等の実技体育が義務づけられると それそこ人権侵害もはなはだしい 個々の事象にあわせてフィットできなければ 学校教育そのものがなんと窮屈なものではなかろうか?

 

昔そばアレルギーの子どもがいて 親は先生や学校の理解を得ていたのに 無理解な教師が無理やりたべさせて 殺したことがあった 普通のひとはソバが食べれるのが普通だろう しかしそれが死に直結するケースが事前に判明しているケースだ そんな重要事項にまで無理解を示す無能な教師や学校が 人を教育できるわけがない おもいあがりも甚だしい

 

「妊娠すると子育てに専念すべきで、卒業するというのは甘い」「全日制では妊娠した生徒は学業から離れないといけない。府民の要請がある」ということだが 校則に規定があるのか? ただのその場の思いつきとしか考えられない 府民の代表者ぶりが空々しい 府民は人権侵害を擁護するようなことはないはずだ この教師こそが府民の信託に応えられない逆賊だということを自戒せねばなるまい

 

子どもができたら仕事をやめろとか 学業を辞めろと強制できるような権利は学校にないはずだし 体育の実技などは多様な個々にあわせた違うカリキュラムも組めるはずだ

 

学校が生徒やその親 また同様な多種のケースを相談できる組織の協力を仰がずに 身勝手に判断した結果なのであろう

 

いまでは学校教育もSNSの批判の矢面に立たされるので 

よくよく世間に受け入れられる判断をしていかないと 残

念なことになる 非常識なのは新しい指導要領を学ぶこと

のできない無理解な学校教育である