genbusyoのブログ 

気にになるニュースを鋭く ブったぎります はてな?とおもった方は必見 お気に入り ブックマーク スター付与など かたじけなく賜ります

ゲイの男性(認識は女性)ヤクルト子会社社員が工場のセクハラパワハラで提訴

女性的な名前に改名したことを会社に報告後、意思に反して名簿などを書き換えられ、心と体の性が一致しない性同一性障害であることが社内に知られたなどとして、愛知県内のヤクルト子会社社員が職場の工場を相手取り、人格権の侵害に対する慰謝料など330万円の損害賠償を求め、近く名古屋地裁に提訴する。

 工場は同県日進市の「愛知ヤクルト工場」。朝日新聞の取材に「本人と逐次協議しながら進めており、適切な対応だった」と答え、争う方針を示した。

 訴状などによると、社員は戸籍上は男性だが、性別の自己認識は女性の40代。私生活は女性として過ごし、職場では偏見などの不利益を恐れ男性として働いていた。女性ホルモンの投与などで容姿が変化し始めた2014年5月、同僚に「性同一性障害ではないか」と言われ、上司に同障害の診断書を出した。

 一方、社内での公表や女性としての処遇は望まず、男性と一緒に着替える苦痛が増していたため更衣室だけは別室を希望。同月下旬に家裁が改名を認めた際も、社内で同障害を知られたくないとして、他人の目に触れる名簿などの記載は従来の男性名を要望していた。

 工場側は役員用更衣室や来客用トイレの使用などを認める条件として全従業員への説明を求め、6月初めには名簿などの名前をすべて女性名に変更。周囲の知るところとなった。その結果、社員は1日3回にわけて全従業員に朝礼で「私は性同一性障害です。治療のためご迷惑がかかります」と説明することを余儀なくされ、精神的苦痛からうつ病などを発症。昨年3月に約2週間休職し、復職後は不当な配置転換をされたなどと訴えている。

 工場側は取材に、全従業員への説明については「本人の同意があった」と回答。「特別な配慮をする以上、他の従業員に疑義が生じたり興味本位のうわさが先行したりするより、同意のもとで情報を開示し理解を得ることが、長期的には本人のためになると判断した」などと説明している。

 

あきらかに社会的弱者であるゲイを冒涜しているとおもわれるが これはパワハラでもあるし 嫌がらせや会社を辞めるようにもっていこうとする卑劣なやり方である

 

ゲイにもいろいろあるが特殊なので一般人には受け入れられにくく 男なら厳しく言えるのに女ならいえにくいなど 男と女をきっちりわける社会の中ではゲイはなんと生きるのに肩身の狭い思いをしなければならないか

 

たとえば方言などもそうで 周りと違う言葉をしゃべっているといじめにあったりする 他者との差異が顕著であればあるほど 周りはよってたかってたたこうとする

 

利き手は右手なのが普通だが左手が聞き手の人もいる 兄弟が左利きなのだが あるとき文字は右手で絵は左手で書くと聞いてびっくりしたものである 文字を書くのは親が社会通念を強制して右になったのだが 場合によってはもともと使いやすかった左手が便利に使われることもある

 

こういったことを右か左か A方言かB方言か二択を強いる行為に似ている

 

しかもこれを公開処刑で行うというもので封建時代か? 魔女狩りか?といいたい

 

このゲイの方は自分がゲイであると公開されたくはないが 更衣室だけ替えて欲しいというものだった それをなにもかもをオープンにできるわけではない

 

魔女のようなよくわからないものをとにかく火責めにして 自白させるような行為である

 

ゲイというのはまた一つではない 多種多様であって ゲイのなかでもいろいろあるのだ いろいろあると余計わからなくなるだろうが

 

このヤクルトの子会社の考えは男は男であって女は女であるという人類をまっぷたつに二分する思想である この2種類しかないという考えをこの人にむりやり押し付け さらにそれを職場全体に公開してしまったことだ

 

これは社会の通念をおしきせるなにものでもない

 

たとえばバイセクシャルというゲイがいるが この人は男性女性どっちも恋愛対象になることができる そうなれば 時と場合を分けて考えることができるのかもしれないし トイレもどっちだっていいし 更衣室だってどっちでもいいはずだ これはかなり生活しやすいし カミングアウトしなければバレないのではないかとおもう ほかにもいろいろあって その人がきもちわるいとかなんの理解もすることなくきめつけによって判断するのは間違っている 何が希望でどういうことに配慮してほしいのか?同じ人間である やさしさが欠けている

 

ところが今回の場合は自分の認識では女性の人なのだから それをむりやり情報を公開してこの人は女性なんですよーとむりやり公開させるとなると パワハラだしセクハラだし 精神的苦痛はなににもかえられないだろう 逆にこの人が生まれつきの性別が女性だが心の認識では男の人を公開処刑するのであれば あんがい中身は男なのであっけらかんとしているのかもしれない(あくまで想像)

 

このヤクルトの子会社の上司は公開処刑されるべきだとおもう やはりこれだけ社内で息苦しさをこの人に対して強いるわけだから こういうことをやった上司は日本という国の中で差別主義者なんです 封建社会の魔女狩りするような時代錯誤者なんです ゲイのことを理解してない卑劣な困ったチャンなんですということが広まればいいのだと思う 

 

 

私はゲイではないが 論理的に考えてゲイのことは理解しているつもりである 自分がゲイであったとすると恋愛対象もかぎられてくるし トイレや更衣室も自分の思った場所が使えないし ひとの目がきになるし 違和感をずっと抱え込んでいる 自分の思う性別と実際が違うのである

 

みんな想像してみて欲しい ある日突然自分の体の生殖器が別性に変わっていたら。。。体つきも変わっているのである どうやって生活していくか想像してみたらいい

 

 

普段なにも感じなかった社会がものすごく障壁の高い世界に様変わりするはずだ しかも一生それが続くのだ

 

これを実際に考えてみて ではトイレどっちはいったらいいの? 化粧は? すね毛とかひげの処理は? 声は? 自分で対処しなければならない問題の多さにパニックになることまちがいない

 

理解というのは想像力でなんとかなる 聞かないとわからないものではないし 聞き出すことも相手の傷つけるかもしれない 

 

ゲイがいまいちピンとこないという人はハゲた人を想像してみる ハゲてるひとがカツラをつけているがこれをみんなの前で脱がされるようなものだ ハゲてない人にすれば 笑い話で済むが ハゲている人からすれば自分もひょっとすると公開処刑されるかなんて想像しただけで冷や汗がでるだろう しかもなぜ公開処刑されるかわからない まさに不条理極まりない ついでに最近のケントギルバートの頭部がかなり気になっている。。。

 

 

ともかくこのヤクルトの子会社の上司は社会で公開処刑されたらいいと思う ゲイの人の生き苦しさに比べたらなんてことはないw