戦艦「大和」超貴重映像ホンモノ
貴重な映像ですね 大和ミュージアムの1/10模型と比べてみると 艦首部分にある 菊の紋章は金箔塗りのはずが ややゴミがたまっているのかまるで金色にはみえません まあ 水流でとりのぞけるのかもしれませんが またその後ろにある 三角のように突き出た鉄パイプの構造物は模型と少し違うような気がします
バルバスバウ これは球状艦首といって 水の造波抵抗を軽減するものですが かなりみためにもスリムに見えます よこたわっているので すこしへしゃげたのかもしれませんね これはぎょう鉄と呼ばれるバーナーで鉄を熱しては水をかけて冷まし その鉄の収縮作用を利用した特別な技法で作られ 熟練の職人技術を必要とします こういう部分のため鉄の厚さもかなり薄かったのではないでしょうか ちなみに船体バイタル部の装甲板の厚みは40センチでした
スクリューは模型そのままの形ですね これが四機ついていて 左右2つづつ対称となる形状をしていました つまり螺旋が反対ということですね 右側のものは右回転 左のものは左回転をしていました つまり回転方向による 進行方向の偏りを無くすために左右対称的な構造にしていたのです
先日から調査にいっていましたが もっとたくさん資料はあると思うのですが。。。 それでも貴重な資料ですね
引き上げるための計画が模索されたこともありましたが 引き上げ計画には反対です 海のものは陸に引き上げると腐敗が進み 保存修復が困難なためでもあり
実際に天皇のために死んでいった人たちも山とを海洋の墓石として今も眠っている兵士がたくさんいるからです
遺骨もひょっとしてあるかもしれませんが 大和は海で長く日本の平和を見守りつつ朽ちていくのがいちばんいいと思いますね
あ、私の祖父は大和建造にも携わっていたのですよ
