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天皇 生前移譲希望 エリザベス女王便乗に乗り気?

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 日本で天皇陛下の「生前退位」の可能性が報じられた13日、英メディアも速やかにこれを追った。

 宮内庁は「報道された事実は一切ない」と朝日新聞などに述べていたが、NHKが報じたことで情報の信ぴょう性が高まった。「NHKは宮内庁からの準公的な情報をしばしば伝えてきた」、「国としてこれほど重要な事柄について、推測だけで報じることはないだろう」と見たからだ(英フィナンシャル・タイムズ=FT=紙、13日付)。

 一定の長さの記事を出した英BBCとFTの報道を見てみよう。

 BBC(「日本のアキヒト天皇が『退位を望む』」)は陛下が「皇室を第2次世界大戦中の攻撃的な国粋主義と切り離したことで高い評価を受けてきた」と記す。1989年、「日本では現人神と見なされてきた昭和天皇を引き継いだ」。昭和天皇の現人神の地位は「日本の戦後憲法を起草した、戦争に勝利した米国人によって奪われた」。

近代日本に例のない出来事

 この後、天皇陛下が2003年に前立腺ガンの手術を、4年前には心臓の冠動脈バイパス手術を受けていることを説明。2011年の東日本大震災では異例のテレビ演説を行ったことを補足している。

 最後に、天皇陛下についての5つの事柄を挙げている。

 「陛下はより現代的なスタイルを採用し、皇室を国民により親しみやすいものにする努力をしている」。

 「1959年に平民とご成婚。二人の愛の物語は国民の心をとらえ、『テニスコートのロマンス』と言われている。二人がネット越しに出会ったからだ。陛下と美智子様の間には3人の子供がいる」。

 「陛下は第2次大戦の傷をいやすために努力しており、昨年、このように述べている。『ここに過去を顧み、先の大戦に対する深い反省とともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い、全国民とともに、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心からなる追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります』」。

 「2002年に韓国と共同開催したサッカー・ワールドカップでは、朝鮮半島系の祖先がいることを認めた。朝鮮半島を植民地化したという苦い歴史を持つ日本の多くの人を驚かせた」。

 「陛下の趣味は海洋生物学で、ハゼの研究が専門だ」。

 FTの記事(「日本の公共放送がアキヒト天皇が退位を準備」)では、「近代日本では前例がない出来事」は「2-3年後に実現するかもしれない」と報じた。そうなれば「200年で初めてになる」(前回、天皇陛下が生前退位した例として、FTは江戸時代の光格天皇を挙げている)。



 天皇陛下の健康の悪化はこれまでにも伝えられてきたが、もし生前退位となれば、国としての「安定と継続性」のシンボルとなってきた日本で「衝撃となるだろう」。

 昨年、82歳の誕生日から陛下が高齢のため十分に公務を全うできなくなったと発言し始めたことを指摘した後、FTは天皇陛下の歴史に対する見方を紹介する。

 陛下は「歴史を正しく記憶することの重要性を語っている。歴史の記憶は、皇室と日本の右派修正主義者たちが対立するトピックだ」。

 FTは、「戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています」という陛下の発言を紹介している(注:記事にはどの発言かが示されていないが、昨年の新年のお言葉ではないかと思われる)。

国民から愛されている人物

 記事は最後に、陛下のこれまでの人生の経過を記している。

 第2次大戦で英国は勝利国の1つとなり、日本は敗戦国となった。戦時中の日本軍の残虐性や捕虜の扱いについての記憶は今も英国にありありと残る。

 しかし、現在の天皇陛下は戦時中の天皇であった父親とは一線を画す人物という認識が広がっており、陛下に何らかの責任を問う論調はもはやない。BBCもFTも国民から愛されている人物として報道しており、これが裏付けられたと言えよう。

──英国での「生前退位」の意味合い

 英国にとって、日本の天皇陛下の生前退位が非常に興味深いトピックとして浮上するのは、王室の継承問題とクロスするからだ。

 王室制度が長い英国では、元首は国王(あるいは女王)が亡くなった時に、王位継承権がもっとも近い人物に引き継がれる形をとる。

 生前退位の規定はなく、本人の意思によって引き継ぎは可能と言われるものの、ほとんど実例はない。ただし、1936年、国王エドワード8世が米国人女性と結婚するために在位1年弱で国王を退位した一件がある。

 エリザベス女王は4月21日に満90歳の誕生日をむかえた。6月11日が「公式誕生日」となっているため、生誕を祝うさまざまな祝賀行事が開催された。在位は64年を超え、歴代国王の最長記録を更新中だ。

 父親ジョージ5世)が急死し、25歳で女王となったエリザベスは「英国民のために自分の生涯をささげます」と誓った。生きている間に退位するのは想定外だ。任務を途中で放棄することなど、ありえない。



 ここで当惑するのが長男のチャールズ皇太子(67歳)だ。母親が現役のため、いつ国王の座に就けるのか分からない。これまでで最も高齢で国王となったのは、1830年に即位したウィリアム4世だった。ウィリアム4世は64歳で即位したが、チャールズはこれを超えている。

 いつ国王になれるのかが大きな悩みの種となってきたチャールズにとって、近年、欧州の王室界で「希望」の光にも見える動きが出てきた。

 2013年、オランダで在位33年のベアトリクス女王(当時74歳)が退位を表明し、長男のウィレム・アレクサンダーが国王になった。同年、ベルギーの在位20年アルベール2世(当時79歳)も長男のフィリップに国王の座を譲った。スペインでもファン・カルロス1世が退位した。いずれも高齢化が背景にあった。

 そして、2016年、日本の天皇陛下が生前退位を希望しているという報道が伝わってきた。

 チャールズ皇太子にとっては「脇が固まってきた」状態ともいえるだろう。

 それでも、6月の90歳の誕生祝賀行事での国民の熱狂度を見ていると、エリザベス女王の生前退位の可能性は現時点では低いと言わざるを得ない。

 ただ、本来なら女王がやるべきさまざまな公務をチャールズ皇太子エリザベス女王にとっては孫にあたるウィリアム王子夫妻(ケンブリッジ侯爵夫妻)やヘンリー王子(ウィリアム王子の弟)が代わりにやるようになっており、事実上の移行は少しずつ始まっているのかもしれない。

 

昭和天皇崩御されたとき(天皇が亡くなる)その日は休みになった 私が中学の時だったと思う それでも休みということはわからなかったので 親に言われて初めてそういうものだというのを知った

 

年号は新たに平成と名づけられ 年号というのが代えられることになった それまでの昭和64年が平成元年となり 昭和64年は二週間ほどしかなかった記憶がある

 

最近のこれまでは人為的に年号も代えることはなかったし ある程度長く年号は続くもの

 

江戸時代はころころ変えていた 病気が流行ったとか天災があったとか それこそ2.3年に一度変えたりしたものだから 覚えてるひとは少ないだろうし それを思うと西暦のなんと便利なことか ただ日本人には漢字の持つイメージなどを情緒ととらえることがあるので その時代の空気みたいなものをその年号といっしょにからめると懐かしみや空気感などがその時代を呼ぶたびに真空パックにされたその時代の息吹を感じ取ることができるのである それもこれまでは天皇が何年ご在位だったのかということも記憶できるのだから それは国民にとってしごくあたりまえに思うし 天皇というのがいかにもありがたいことかというのがセットになって偲ばれてくるのである

 

たしかに83歳ともなればご高齢 十分国民サービスはやりきったに違いない 昭和天皇も優れた天皇だったが いかんせん時代が悪く 太平洋戦争にもまきこまれたし勝つことができなかった よきにつけあしきにつけ戦争というものと一つにくくられてしまう昭和天皇に比べ 戦前の生まれながら その戦後の国民を慈悲深くいたわる今の天皇は 仁君そのものである 世界にもそう伝わっていると思うし 前の天皇の罪滅ぼしをよくよくされたのだと思う

 

休んで欲しい気持ちはある しかし本当にそれでいいのだろうか? 法律にもないしこれまでの歴史を考えても少ないケースなのではないだろうか 歴代天皇が戦乱にまきこまれてもなお 脈々とその血筋は受け継がれている

 

疲れたから引退できるものとは違うのではないか?

 

痴呆がはじまったかと勘ぐってみるが そんなことでもあるのだろうか?

 

天皇というのはかなり不思議な存在で 天皇は犯罪をしても罪にとわれなかったり ともかく国民ではない しかもその立場をめぐって政治的 軍略的利用価値がかなり高く 日本において歴史的に見ても天皇は稀有な立場である 世界においてもそう 永く2600年以上も続いてる家柄というのはたぶん他にないだろう

 

でその天皇という立場を自由に本人が(いかなる理由にせよ)譲り渡せるとなると一波乱必ず起きると思われる やはり崩御されるというカタチをもって次の天皇が決定されるのが 無難ではなかろうか?

 

エリザベス女王はこのニュースに喜んでいるようだが やはりヒエラルキーのトップに君臨するのは疲れることなのだろう

 

天皇崩御でなく生前移譲されるのであれば 元号の意味もあまり深くなくなるのではないだろうか?

 

どういうことをもって正当な移譲理由とするのかを法律を規定することで可能にはなるだろう ただこういうナイーブな問題を決める立場はやっかいかもしれない さまざまな今後おこるべく問題を想定した上で着手されるべきであろう