genbusyoのブログ 

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草津車内死亡事故 死因は一酸化炭素中毒

滋賀県草津市で6月、量販店の駐車場に止められた軽乗用車で死亡していた19歳の男女の死因について、県警草津署は22日、男性は一酸化炭素中毒、女性は吐いた物を吸い込んだことによる窒息と発表した。

 車のマフラーが故障しており、同署はエンジンをかけたまま駐車した結果、排ガスが車内に充満して死亡した事故と判断した。

 同署によると、男性は昨年12月、同県栗東市内の駐車場で軽乗用車をバックさせた際、他の車にぶつかりマフラーが故障したと同署に届け出ていた。

 

かわいそうな事故がおこりましたね 練炭自殺も一酸化炭素が原因ですが

 

この事故はたぶん駐車していて寝たかゆっくりしてたかということでしょう しかも去年の12月に事故をおこしてマフラーをつぶしているので ずいぶんと乗っていなかったのか? それともたまたま空気が綺麗な状態がつづいていたかどちらかでしょうが、、、、

 

これはマフラーというクルマの排気口がつぶれたことによって 十分な排気がされず 排気の中には一酸化炭素二酸化炭素 窒素や 水があります ガソリンを燃やした燃えカスということですね

 

これがエンジン内部へ逆流することによってそのエンジンから何らかの経路をたどって車内に侵入したと考えられます

 

二酸化炭素一酸化炭素も無臭なので気がつかなかったのだとおもいますが 排気ガスは不純物がたくさんはいってるので多かれ少なかれ臭かったとおもいます

 

匂いがする時点で想像力をめぐらせればわかるはずですが メカにくわしくないと 故障なのでガマンするか。。。くらいにしかおもわなかったのでしょう

 

逆流した一酸化炭素はたぶんエンジンの燃焼室にもどっていったと考えられます

 

本来新鮮な空気を燃やすと的確な爆発によってクランクが動くわけですが そうとはならず 燃えにくい不完全燃焼ガスとして新鮮な空気の代わりに滞在することになり さらなる不完全燃焼をおこして 酸素不足によるCOが大量にできて いっきに濃度が高まったと考えられます また水というのもエンジンにとって良くなく 排気ガスと混ざると硫酸となり エンジン内部のシリンダー内部やピストン リングなどを腐食させて エンジン燃焼室内はボロボロになります そうなるとさらに燃焼は不完全となる ということで 一酸化炭素の発生が相乗的に増えていきます

 

しかも一酸化炭素二酸化炭素も物質としての匂いは無臭なので そのほかの排気ガスが臭いということを足がかりに気づくしかありません

 

またエンジンの音もうるさかったでしょうし 車内も臭かったのではないでしょうか

 

カラダの血液の赤い色の正体である赤血球にはヘモグロビンがあってそこに肺で酸素を乗せることによって体中に酸素を運びそこで細胞に酸素を配っているので 人間は死なずに生命活動を維持できています

 

ところがこの一酸化炭素というのは酸素と比べてヘモグロビンとの相性がバツグンで酸素の100倍結合力があるそうです

 

ということは・・・・呼吸をしても酸素よりも一酸化炭素濃度が高いところだと 一切酸素は乗せてもらえず一酸化炭素のみ血液中に搬送されるということです 当然 カラダの細胞は一酸化炭素は受け付けませんから 一酸化炭素を乗せた赤血球だけがカラダ中をかけまわり 酸素は全く乗せてもらえないということです

 

こういう状態になると 呼吸をしても回復できないので 血液を新しいものと交換しなくてはいけません どんなに新鮮な空気があるところでもめちゃくちゃ深呼吸しても助かる見込みはないということです

 

目に見えない一酸化炭素中毒 外の外気を吸えばいいというわけではないので病院にいかないといけませんね 意識があればまだなんとかでしょうが カラダの自由が奪われたらもう終わりです

 

マフラーがつぶれたら たいしたことはないとおもわないで ちゃんと直しましょう

 

私はマフラーの故障はないですが 消音機(マフラーの一つエンジン側)の故障はありましたね

 

運転中いきなり音がうるさくなり でも走ることは走るものの速度が遅くなったので(アクセルふみこんでも速度がでない) とりあえず家まで帰りましたが たぶん一酸化炭素を気にして窓全開にしました トンネルの中でしたがおかまいなしでした そしてマフラの後ろの太った部分 これが消音機でその付け根が振動と経年劣化でちぎれていたのを発見して直しましたが。。。

 

常にエンジンの音 匂いなど 十分気をつけることに間違いはありません