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セウォル号 引き上げは9月らしいですが あの事件の真相

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2014年4月に韓国南西部・珍島沖で起きた客船セウォル号沈没事故で、船体の引き揚げ作業を統括している海洋水産省は31日までに、9月中の引き揚げを目指す方針を明らかにした。

 
 船体は水深45メートルの海底に横たわっており、行方不明者9人の遺体が船内に残っているとみられている。発表によると、金栄錫・海洋水産相は7月29日、珍島を訪れ、作業関係者に対し「工程をできるだけ短縮し、9月中に引き揚げ、行方不明者が一日も早く家族の元に戻るようにしてほしい」と指示した。 

 

304人の犠牲者を出した大きな事件でしたよね

 

いろいろなぜあの事故がおこったのか疑問が残る人もいると思います

 

日本ではそのショッキング性ばかりが強調されていますので いま一度なぜあの船の事故があったのか振り返ってみます

 

私の考えるのは第一に政治の腐敗ですw ぜんぜん関係ないと思うのがじつは大有りでw

 

これがなかったらあの事故はなかったといってもいいくらいなのです

 

船というのは「復原力」があります 「復元力」とよく間違えられますが構造として船が水に浮くことが必要不可欠なのが「復原力」 これは原点に戻る性質を表しています 右に傾けば左に傾き直すということです

 

なので傾いたまま戻れないとか通常の使い方ではありえません

 

それとまた大きくかかわってくるのが積荷がトップヘビーかボトムヘビーかということです

 

このどちらも過重の中心が上のほうにあるのか下のほうにあるのかという問題でどちらも偏りすぎはよくないのです

 

つまり上のほうに重いものがある状態や下のほうだけに重いものがある状態かということですね クルマは重心を下のほうにすれば安定性が増すことができますが それだけ地面からの反発もあるわけですけども。。。

 

特に船の場合はトップヘビーはまさに復原力を弱めます ある一定の角度を超えるとそのまま戻れなくなるのです

 

ですので根本的にセウォル号は復原力を弱めた状態で使用していたということです たしかなにかにぶつかったわけでもなかったということです 少しカーブをきって荷崩れを起こしてどんどん傾いていったということですよね

 

そして船には喫水線マークというのがあります フリーボードマーク 乾舷(かんげん)マークです

 

喫水線マークというのはじつは勝手に作っただけですが 一般人的にわかりやすいかなーということです 船にはこのラインがあってふなべりについています だいたい船首と船尾の中間あたり 船の側面左右についています このラインも水が上にくると荷物を積みすぎですよということです 日本では見つけられると海上保安庁に捕まります 双眼鏡で見るわけです 海の上ではスピード違反では捕まりませんがw積荷違反では捕まるのです

 

喫水とは船底から水面までの高さ 乾舷とはデッキから水面までの高さのことを指す言葉です なので線としてはおなじっちゃおなじですがw考え方のポイントがちがうっちゃちがうのですw とにかく積荷が多いときには船が

ずぶずぶ沈んでいくのでこの乾舷を気にする必要があります 

 

なので船乗りは喫水とはいわずに乾舷といいます もう荷物が積めない=乾舷がない という使い方をします さらに右と左のマークを見てバランスをとります ぎりぎりまで積み込んで左右のバランスをとったら出航ですw

 

このマークは造船時 船級によってウソ偽りのない状態でつけられているか確認されます

 

船級というのは船の造船にお墨付きを与える機関で 造船国一つの国に一つの船級があります 日本ではNKです 国際的な船にはフリーボードマークのところにNK とかLRとかかかれています

 

それだけ重要なので船の顔であり積荷がこれ以上になるといけませんよということに にらみをきかしているのですかねw

 

これはどこの船級であってもいいので船が日本で作られてもイギリスのロイドで船級をたのめばLRがつきます つまりいい船級に頼めば高くなりますしw NKは世界一の認可数ですよね まあしっかりしてるので人気があってそこそこ安いのでしょうか クルマの車検といっしょで船の検査 船検を受けるもココです

 

セウォル号も日本で作られましたが 用途(何を運ぶか)によってその乾舷マークの位置が決められます

 

日本国内では区域によって平水 沿海 近海 遠洋(陸に近い順) と分かれます 遠くなれば波も高いしもしものときの救助が得られにくいので乾舷が厳しくなります

 

 

つまり用途によって設定され 区域によってもまた設定されます

 

日本の造船所で作られたときは単純にフェリーとして作られたものを 韓国では コンテナも一緒に積み込むとなれば その基準を見直さなければなりません

 

でなければ安全は担保できないはずです 使い方が違うものをそのまま許しておいて良い訳がありません

 

これをテキトーにして 賄賂を役人に渡して  使ってはいけない使い方をしていた というのがセウォル号なんですね 船を所有していた大金持ちのオーナーは自殺していますよね つまり自責の念に駆られたということでしょうか? もしくは韓国政府が腐敗をもみ消すために暗殺したということでしょうか?どちらかでしょうね  しかも事故なら自殺することはないんですw 乗り物なので事故はつきもの 死者がでたのでさえ 普通の事故であれば悲しむべきですが 遺族には保険金がおりるでしょうし。。。オーナーが死ぬことはないんです なぜ死んだか? 事故ではなく事件だからですよね 

 

なので陸にも他の船にもぶつかってもないのに沈むなんていう 不思議な事故がおこるのです

 

なのであの船は沈むべくして沈んだ船であったのです しちゃいけない使用方法で使うことを国家が黙認してたわけですから 船に人もたくさん乗せて コンテナもたくさんつんでつめるだけ積んでいったということですね

 

普通であれば国家が許さないはずですし 船級も許しません さらに海上保安庁(韓国ではなんていうかしりませんが)もフリーボードマークを監視していて 見つけたら逮捕します 普通ならですよ。。。。 それが国家ぐるみで腐ってたんでしょうね ということがあの事故の原因なのです

 

船長が逃げたとか 顧客が見捨てられたとかヒューマニズム基準で考えてもあの事件の真相はわからないでしょう

 

確かに船長がにげたのは悪いことですが ひょっとして船長はこういう経緯を知っていてあの船を見捨てたのかもしれませんね

 

船長は人として許されるべきではありませんが それよりもそれを使っていたオーナー 腐敗した韓国政府がまず第一に非難されるべきです

 

そうでなければいつまでたっても 同じ事故はおこりつづけるのです

 

 

 

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