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伊方原発 再稼動 約五年ぶり

 瀬戸内海に突き出た愛媛県佐田岬半島

 長さが約40キロあり、「日本一細長い」とされる半島の付け根に、四国電力伊方原発は位置する。重大事故が起き、大量に放出された放射性物質で付け根に「ふた」がされる形になった場合、半島に住む約5000人は孤立する恐れがある。道路が寸断されたらどうするのか、荒れた海を船で逃れることはできるのか。避難計画の実効性に疑問を残し、原発は動きだした。
◇国道は片側1車線
 県の避難計画によると、伊方町の住民約1万人は原則として、自家用車や県が手配したバスで避難する。半島を貫く国道197号を通り、渋滞を緩和するため途中から複数のルートに分散。原発の半径30キロ圏を抜け出し、松山市の西隣にある松前町に避難する計画だ。

〔写真特集〕世界の原発~解体の瞬間も~

 197号は半島の山あいを通る片側1車線の道路。「本当に大丈夫か」。伊方町中浦の漁師矢野善平さん(67)は「土砂災害で道が寸断したら大変だ」と不安を抱く。

 県砂防課によると、伊方町には豪雨や地震で土砂災害を起こす恐れがある警戒区域が計206カ所あり、うち15カ所は197号が通っている。矢野さんは「伊方町は危ない所が多い。放射性物質が漏れる前に逃げられるだろうか」と疑う。
◇港へ細い道
 土砂崩れで道路がふさがった場合、計画では半島先端の三崎港などから船で避難する。住民は県内から集まったフェリーや海上自衛隊の艦船などに乗り、県内のほか海を挟んだ大分県山口県に逃れる。ヘリコプターの活用も想定している。

 ただ、三崎地区で日用品店を営む池田豊美さん(71)は「いろんなハードルがある」と懸念する。

 船で逃げるには、多くの人を港に集める必要がある。だが、中には半島最先端の正野地区のように、細くて狭い県道をたどって三崎港へ向かう所もある。

 池田さんは「港までの道は寸断していないか。乗り物の手配はできるのか。時間帯や天気に関係なく、しっかりできるか疑問だ」と力説する。

 地元フェリー会社によると、冬の三崎港は北西の風の影響で時々、高波が発生する。船が出せないこともあるという。地元で暮らしてきた池田さんは「海の避難は不安。同じ地区の人も表立って言わないだけで、みんな思っている」と打ち明けた。 

 

 

佐田岬というのは愛媛県から西側に突出した部分でその中間に昨日運転開始した伊方原発がある

 

原発を作るときに一番突端につくったらよかったのかもしれないがw そうはならなかった 

 

海側から見るとたくさん風力発電の風車が回っている 風も強い場所なのだ 原発がぶっとんだら風で広島や他四国各地にも拡散しそうである

 

核爆弾と原発はちがうのだが 放射能の多さでは原発のほうが脅威である

 

福島原発の核燃料デブリの取り出しは技術的にも無理で いまだに手をこまねいている

 

手をつけなければ再メルトダウンがいつおこるかわからない不安を抱えている めっちゃ危険ということだ

 

事故ればおしまい その後廃炉にするにも50年かかるとか

 

原発を誘致する政治家たちは将来のことを一切考えていない 自分のところに国から転がり込む補助金が目当てで 安全は二の次だろう

 

いまは使用燃料廃棄物の中間貯蔵施設などで各所で問題になっているが なんと放射線がおさまるまでの時間は10万年ともそれ以上ともいわれている

 

つまり その時代に人類があるかどうかも不明なぐらい将来までの負の遺産となってしまうわけで それで安全が担保できる補償は一切ない

 

先日テレビで船で佐田岬の住人を大分に非難させるという実施訓練がされていた かなり大きな船であったが それはあくまで練習の話 いざ地震がおこったら津波は? 船の確保は?港が壊れたら? 実現性が極めて乏しい

 

しかも原発があるほうには逃げれないとなるとどうしようもない 5000人の住民は孤立無援となってしまう 

 

結局のところ 事故が起こったときにはポンプがやられる 水の供給がない 緊急用発電機が動かない こういったことで 原子炉の運転が暴発する

 

福島原発などは電気配線の配管系統から津波の水が押し寄せて 緊急用発電機が止まったために冷却水のポンプが動かなくなったり ベントという圧力抜きのバルブをあけられなかったりする

 

熱くなって高温になり水蒸気爆発が起こり 建屋が次々にふっとんだ

 

電気で動かせないところのバルブ作業などは手作業になる 高温の場所や放射線量が多いところなど危険な場所での作業はまさに命がけだろう

 

どうすれば安全になるのか 厳しい審査を今回はクリアしたのだから 信じるしかないだろう

 

どうかご安全に!