金メダルの川井梨紗子、監督を投げ飛ばす!「決勝前に『投げさせてください』と…」 レスリング/リオ五輪
レスリング女子63キロ級 メダルセレモニー 金メダルを手に笑顔を見せる川井梨紗子=18日、カリオカアリーナ (撮影・大橋純人)(写真:産経新聞)
リオデジャネイロ五輪レスリング女子63キロ級で金メダルに輝いた川井梨紗子(至学館大)は試合直後、祝福に駆け寄った栄和人・同大レスリング部監督を2度投げ飛ばし、感謝の気持ちを表現。その後のインタビューで「(勝ったら)『投げさせてください』と決勝前に言っていて、それができたので良かった」と話した。一問一答は次の通り。
【フォト】栄和人チームリーダーを投げる川井梨紗子
--どんな気持ちで試合に臨んだか
「世界選手権(2015年、準優勝)では決勝に上がれたことがうれしくて、ちょっと舞い上がっちゃった部分がある。その雪辱はこういう大きい舞台でないと晴らせないと思ったので『絶対勝つ』っていう気持ちで。前日、(出場した日本人選手)3人がみんな金メダルを取って、そのメダルを見て『自分も欲しいな』と思ったので。…質問忘れちゃった。何でしたっけ(笑い)
--どんな気持ちでマットに上がったか
「絶対に金メダルを持って帰るという気持ちで上がりました」
--ずっと攻めていた
「それが自分が教えてもらったレスリングです」
--栄氏の投げっぷりは見事だった
「監督に『投げさせてください』と決勝前に言っていて、それができたので良かったです」
勝って兜の緒を締める というのは昔の話 勝って恩師をぶんなげる というのが今流
なのかもしれませんね 実に気持ちのいい祝福の仕方 イイ!