パンイチコーチ モンゴルメダルへの執念
パンツ一丁になり抗議するモンゴルのコーチと、銅メダルを逃しぼう然とするガンゾリグマンダフナラン(ロイター)
◆リオデジャネイロ五輪 レスリング フリースタイル男子65キロ級3位決定戦 ガンゾリグ・マンダフナラン(モンゴル)7-8イフティヨル・ナフルゾフ(ウズベキスタン)(21日・カリオカアリーナ2)
【写真】レッドカードもおかまいなしに服を脱ぎ始め…
終了寸前の警告で敗れ銅メダルを逃したモンゴルのガンゾリグ・マンダフナラン(30)のコーチ2人が、服を脱いで判定に抗議し、パンツ一丁となってしまう珍事が起きた。
試合終了直前。モンゴルのガンゾリグが7-6でリード。残り5秒間を相手を挑発しながら逃げ回ったのがまずかった。戦意なしとして終了後に相手に加点。7-7となり警告数の差で逆転負けになった。
勝ったつもりが敗れてしまいあぜんとするガンゾリグ。マットに顔を伏せてショックをあらわにした。コーチ陣は審判席に詰め寄り、この判定についてチャレンジ。審判団から説明された何かでスイッチが入ってしまったのだろう。1人のコーチが服を脱ぎながら猛抗議。上半身裸になり、シューズを両方脱いでマットにたたきつけた。観客席は大盛り上がり。当初たしなめていたもう1人のコーチも脱ぎだし、審判から提示されたレッドカードもなんのその、今度はパンツ一丁に。脱いだ服を審判団の机に乗せてしまった。当然判定が覆ることはなく。チャレンジ失敗でさらに1点が相手に加算され、7-8となった。
ガンゾリグはナフルゾフと握手をしてリングを下り、コーチ陣は係員に連れ出された。
脱いだ理由についてコーチの一人は「これは抗議だ。レフェリングに問題があった。モンゴル国民300万人が銅メダルを待ち望んでいたのに」と説明。勝ったナフルゾフは「彼は逃げようとした。あってはならないことだ。相手も、そのコーチもリスペクトできない」と言い切っていた。
モンゴルは銀1銅1の全部でも2つのメダル 銅でも必死になって取っていくのがよくわかるが とんだ チン事件となってしまったようだ
なにげに良いガタイのおっさんが パンイチで抗議するとは
子どもじみていてかわいい
いろんなドラマが生まれたオリンピックでしたが 最後に楽しむことができましたね