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台風10号について 予備知識

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気象に詳しくないgenbusyoが語る台風講座w

 

今回の台風はめずらしくぐるっと回って上陸しそうですね

 

高潮と大潮というのがあります もうすぐ台風も本番

 

8/31-9/2まで大潮です これは月の引力と太陽の引力の関係で潮の満ち引きが激しい状態のことです 潮汐表(ちょうせきひょう)や潮見表(しおみひょう)でググればでてきます

 

瀬戸内海では潮の満ち引きが激しいのが特徴です 標準の海面高さプラマイ2メートルぐらいが大潮となりますので通常より2メートル高いときや2メートル低い時があります6時間で満潮時から干潮時まで海面の高さが変化します

 

12時間でもとにもどります 24時間なら2サイクル つまり1日に2度満潮2度干潮がきます

 

他の地域ではこれほど変化がでませんが たぶん大潮時に1メートル上がったり下がったりするのでしょう

 

逆に小潮のときは変化が少なくなります瀬戸内海でもプラマイ1メートルほどです

 

これは月の満ち欠けで徐々に変化していくので大潮→中潮→小潮→中潮 というようになります 小潮が翌日いきなり大潮になることはありません 月が瞬間移動でもしないかぎり。。。

 

では高潮というのはどういうことでしょう?

 

これは台風による低気圧がもたらすものです 低気圧の時には下から上に上昇気流が生まれます 低気圧ということは空気が薄く海水を引き上げる効果がでてきます つまり基本となる海面の水位があがるということです 台風の下はもっこり水面が浮き上がる現象がおきているのです

 

そして台風の大小にまつわる話ではヘクトパスカルというのが重要です この数値が低いほど強い台風とされます つまり低気圧の度合いがひどいということですね 数値が小さいほど強い台風 逆なので知らないと とんちんかんなことになります 950hPaなどといわれていますね これが北に行くほど弱まっていくと1000とかになります たしか標準大気圧は1013hPaだったはず 低気圧になると頭の中の空気が膨張して頭痛の原因となります ゴルフにいくと中の空気が膨張して 反発力がなくなり球が飛ばなくなるなど 気象による影響はなにかと多いのです

 

高潮と大潮が重なるとやばいことはわかりますよね?高潮で基本水位があがり 大潮時には時間により水位がさらにあがります

 

そして風と低気圧により波も高く荒れたものになります 

 

つまり大潮かどうかはタイミングなので今回の場合はたまたま最悪のめぐり合わせ 気圧が低いかどうかという面では最悪最強レベルということで タイミング的にも強さ的にもいいかんじで上陸してきそうです!

 

気をつけなければいけないのは台風は進行方向を軸として右半面が強いということです ボイスバロットの法則というのがあり 北半球で彼は風を背にして立ったとき台風の目が左手方向にあることを発見しました 台風は進路をいろいろかえるので どこが一番風が強いか知っておくことは重要となります 気象図で台風のカタチをみてもそれだけでは どこが強いのか知っておかないと意味がありません 進行方向に対して右半面 そしてさらにどちらかというと前側が強いということです なので台風情報で一番重要なのは進行方向なのですね 台風の進行方向を12時とすると12時-3時までの方角の台風の下は大荒れということです

 

雨戸がある人は閉めて備えましょう ない人はガムテープをはるなどしていますねw あとではずすのがたいへんでしょうが、割れてケガするよりはマシです 台風がどっちからくるかわかれば どっちから風が吹くかも予想できるので やたらめったらガムテープ貼ることもなくなります

 

この記事がだれかの命を救えればなによりです