Sさんの一件 genbusyo
徐々に慣れ初めてから ワタシはひさびさに親にスケッチブックを買ってもらいデッサンをかきはじめました 大学のとき以来なので20年ぶりです 最初に描いたのが自分のクツの絵でEDWINのバスケットシューズっぽい甲高のシューズでした 芸術系の大学いっていたのでそれなりの自信はありましたが ブランクはかんじさせない出来栄えにほっとしました やはり絵は手じゃなくて頭で描くものなんですよ まあそうはいっても脳溢血で倒れているのでなんともいえませんがw 絵をみるかぎり大丈夫そうです
そして他にはトマトを描いた絵もかきました ジップロックに入った状態で描かれたトマトでしたが 横に感謝という大きな字で 親に対する感謝の気持ちを書きました その絵も他の患者に見てもらってるのですが Kさんというひとに見せたときにキセキが起こりました 「感謝という字をみなくても絵だけで感謝が伝わるよ」といってもらえたのです なんといいますかとても感激で涙があふれでてきました 最近涙もろくなっているのはたしかなのですが このときのことを思い出すといまでも涙があふれ出てきます 絵を描くっていうだけでなく伝達すること そして感想を返すことの素晴らしさはこういうことなのだろうとおもいます
そしてとあるときSさんという糖尿病患者がいらっしゃったのですが声が出ないぐらい苦しい状態のことがありました 私も糖尿病患者であったし 特に発症してるかどうかでは全く違います Sさんの場合は動脈瘤があるということだったので苦しいと患部を押さえられていました ところが同じ病院といっても 精神病棟の病院では理解が薄いんですね そこでワタシは土下座してたのみましたこの人は死に掛かってるぞと 糖尿病は突然自分の苦しいということも発言できなくなる病気だということだと 知っているからのやったことでした やりすぎかともおもいましたが そうでもしないと気がついてもらえないのではないかとの考えでした それはよくわかってやってることだとたしなめられましたが。。。。w
まあこんなことでわたしは偽善者と思われやすいフシができてきたのかもしれませんが 患者の中にはほとんどワタシの味方ばかりでしたが そうでもない人も中にはいらっしゃったようです
ではではこのへんで