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父親らの刑事責任問わずで本当にいいのか?

北海道七飯町の山中で行方不明になり、6日ぶりに保護された北斗市の小学2年、田野岡大和さん(7)から、道警函館中央署は6日、「しつけ」として置き去りにされた状況や、その後の足取りなどについて事情を聴いた。父親らは一時置き去りにしたものの、すぐに現場に戻っており、保護責任者遺棄容疑などでの刑事責任は問えないと判断した。大和さんは7日午後、入院先の函館市立函館病院を退院する。

 

結果オーライで父親の刑事責任は問わないとなったことは心情的には良かったと思う 悪質性がないことは大和君の元気なままの発見で 証明されたと思う

 

ただこれが発見が遅れて 仮に死んでいた場合も同じ結果だったかどうかも考えてみてほしい 発見が遅れ10日後に自衛隊の建物で死亡が確認された これでも同じ方向性で警察は動いていたのか? これは同じ結果でなければいけない 死亡が確認されてもなお警察が父親を刑事事件に問わなかった場合の世論の反応はどうであったことか考えてほしい 果たして同じであろうか?

 

ここに結果オーライで済ます警察の甘さがある これを見過ごすから虐待が日常化し 場合によっては無くなる貴重な命がたくさんあることを知らなければならない 警察の告訴がなければ 同じような身勝手な置き去り事件は発生し 900人の公務員をまきこんだ大捜査は全国で頻繁に行われる危険性をはらんでいる

 

親が虐待したかどうかということ その影響力がどれほどのことか 結果が良かった場合 結果が悪かった場合 その社会の捉え方 さまざまな論点からこれが未来の親のうっかりを防止する方向に動くのであればいい 結果オーライなどではなく 親は厳しく糾弾された上での刑事告訴見送りでなければ また同じようなうっかりの火種をばらまくことになりかねない 事件になるには子どもが死ななければならない こんな不条理なことでいいのでしょうか? 死んでいようと死んでなかろうとうっかりで非常識な親は厳しく取り締まる こどもをしつける100倍親をきつく取り締まることで 子どもの命がつなぎとめられるのではないか? こう思うわけです