宮里藍 引退 パターがイップスになった?
-両親に伝えたいことは
宮里 父はコーチとしても、たくさんケンカをした。素直じゃない私に、歩み寄ってくれた。本当に両親には感謝の気持ちしかない。ありがとうございますと伝えたい。
-自分に向き合えなくなった具体的なきっかけは
宮里 12年の全てのメジャーを終えた時でした。メンタルコーチと、初めて話したのは、その後のカナダでの試合でした。そこで初めて、自分の中で次、何を目標にしたらいいか話をした記憶がある。メンタルコーチは「焦らなくてもいい。どの選手にも1度はある。模索してもいい」とアドバイスを頂いた。どうしていきたいか探す最中に、パターがイップスになってしまった。パターが得意だったので、どうにか乗り越えて終わりたいと思っていました。最終的に(全ての苦難が)優勝につながってくれればいいと思う。ゴルフは不思議なもので、調子がいいからといって結果が出るものではない。前回の中京では自分が思い描いていたものが出せた。
パターがイップス これはどういうことかというと
見せるゴルフクラブはドライバー 金を稼ぐゴルフクラブはパター っていわれるほどなんです
つまりはパターでスコアをしっかり絡めとる人が上位にあがり 成績優勝賞金を手中におさめることができる
イップスとは手の震え そういう意識がプレッシャーとなってうまくいかない つまり内面の重圧に負ける弱い精神がうかがえます
なかなか実力どおりにいかないことは どの世界でもおなじ
つまりパターにカップまでの手のタッチ(フリの強さ)フォーム イメージ 芝目の読み アンジュレーション(丘陵)の駆け引き ピンをたてるかどうかの判断 万一カップインに失敗したときの状態の良さ(のぼりが有利くだりが不利)同グループ内での駆け引き(遠くから打つ時が基本だが 芝目があらされるのではないかとか フラットに打つと見せかけて回転をかけているなどダマシ) さまざまな条件が加わる さらに勝負終盤では 過去にタイトルを受けたことがあるなど さまざまなプレッシャーや 1-2位の賞金の差などが脳裏にうごめき そして あまりの緊張感から イップスとなる
スポーツを楽しむということからかけ離れた世界で闘う彼女は 長い間に疲れたのかもしれない まぁそれが商業スポーツの宿命ってことかもしれませんね お疲れ様でした