genbusyoのブログ 

気にになるニュースを鋭く ブったぎります はてな?とおもった方は必見 お気に入り ブックマーク スター付与など かたじけなく賜ります

朝まで生テレビ 天皇の生前譲位について

www.youtube.com

 

三浦瑠麗たんがかわいいですね いやいやそういうことじゃなくって 

 

彼女の論理はなかなかのものですよ きっちりいろんな人のいうことを理解して分析して なかなか切れ味の鋭い舌鋒で一刀両断というかんじ まさに一流の剣豪のような論客 将来が期待できます

 

やはりこの天皇のお立場なり歴史的な意味などいろいろ整理しながら 考察してみたいと思います 私もなにもわかってないんですけどね。。。

 

昭和天皇は現人神として生まれ対象天皇摂政という立場として即位された

その後戦争責任をとって象徴天皇として最後を迎えられた

 

昭和天皇最後の公務を十分果たせないながら それでも最後まで国民のことを気遣っておられたし また健康になれば いつでも復帰したいと奮闘されていたし

 

それの状況を今上天皇は見られていたし その後昭和天皇がご逝去されたあとも公務に空白ができるなどいろんな弊害を自分なりの体験として感じておられた

 

今回は疲れたとか嫌だとかそういう私的なことではなく 年齢的なことなどで十分に公務ができない状況ができ国民へ迷惑がかかることへの懸念から 生前退位を提案されている また今上天皇は生まれながらの象徴天皇としての公務をいままで続けられている まさに象徴天皇としての第一線での専門家である

 

こういう表明がなかったら 以前の昭和天皇と同じように最後まで天皇であったはずである そしてこういう議論もなく 政治的関心も集めなかったであろう

 

今上天皇昭和天皇の公務に空白があると感じたが 国民はそこまで感じなかったのかもしれない

 

天皇が政治に関わるということはタブーであり それが戦争を引き起こした一つの要因でもあり 皇室の方が軍部軍令部長をした事実もあり そういうことで命令系統に強制力を増し 一度走り出した戦争をやめることができなかった一因ともなり そういう弊害を考えても現在の象徴天皇制が国の平和を維持する上でも重要であろう

 

そう考えると皇室典範の改正にしても天皇がふれていいのかどうなのか?ということが民主主義の基本に抵触する つまり理由はどうあれ 皇室を守るのがいいのか民主主義をまもるのがいいのかという二項対立軸に落ち着く

 

皇室は存続させなければならない2700年続いている日本の歴史を形作る上で 重要なもの そのほかの国からすればずば抜けて長い歴史を持つ王室なのである

 

その皇室を波風立たずに継承していくにはどうしたらいいのかということが重要な課題である

 

 

国民感情からすれば ご高齢の天皇を休ませてあげたいという そういう気持ちが盛り上がっていると思う なのでほとんどの人が生前退位に賛成である

 

 

私が危惧するのは平成からつぎの丸丸時代にかわるのはいつなのか?どうせなら年の終わりつまり12月31日で終わり 次の丸丸時代が始まるのがわかりやすくていいと思う これは自由な生前退位が実施されたらだが では個人的に天皇の生前退位を認めるのか?認めないのか?という観点では人としてのやさしさという観点で認めてあげたい・・・ だがこれが皇位の継承にとっていいのかどうか?ということが重要である

 

国民の総意という言葉がでてくるが そんなのはありえない 国民全員が求めたから天皇があらわれたわけでもないしw そういうふうに権威づけをしているだけで 

この言葉を実践することは法的にも現実的にも無理であろう ただのいいまわし

 

 

女系天皇 女帝天皇の論議があるが これもわからない 歴史を踏襲したら男系だけなのだろうが。。世界的にみれば違うという意見もあるし 一夫一婦制を導入し側室制を排除したことから 皇太子を確保できなくなってきている

 

このことから今上天皇が皇太子に譲位すると皇太子がいなくなる いまの秋篠宮様が皇太弟になるということである 皇太子がいない状況というのができる このままでは生前退位がさらなる跡継ぎ問題を加速させるのだが ある意味 今上天皇がよくよくおかんがえの上での 国民的議論をしてほしいとの要請なのかもしれない

 

ほっとくとどんどん皇室についての議論が先送りになって 気がついたら国民が路頭にまようかもしれないと考えての決断だったのかもしれない

 

なにが正しいかわからないが 皇室を途絶えさせるほうがいいのか?というまでの状況になりつつある 早急な議論がなければ皇室は風前の灯だと思う また皇室のいなくなる日本も目前である

 

 

 

それにしても論点が多く 論議しても収束はついていない・・・